おわりに |
「リバーシプログラムの作り方」をご愛読下さり、誠にありがとうございます。
本解説はいかがだったでしょうか。
「(ある程度強い)リバーシプログラムを作ることなんて簡単だ」と思って頂けたでしょうか。
ごくたまにですが、「リバーシプログラムはどうやって作ればよいのか」という質問を見かけます。
またリバーシプログラムを作成する課題や、リバーシプログラムを作成して強さを競うといったものもあります。
実は、(ある程度強い)リバーシプログラムの作成方法はほぼ確立されています。
その方法に従ってプログラムを作成すれば、有段者(オセロの有段者のことです)かそれ以上の実力をもつプログラムを作成することができます。
本解説は、その方法の紹介として書いたつもりです。
多くの方々に「リバーシプログラムはこうして作ればいいんだな」と思って頂けることが筆者の狙いです。
本解説の記述についてわかりにくい部分等ございましたら、support@es-cube.netまでご一報ください。
本解説は専門的な内容も含むため十分な回答が困難な場合もございますが、できる限り対応させて頂ます。
サンプルプログラムのソースコードは以下のフォルダに収められています。
コンソール版: sample
GUI版: sample_gui
なお、サンプルプログラムに含まれる"eval.dat"は中盤6手読み、終盤14手読みで20万局の自己対局により学習したものです。
オセロは登録商標です。
本解説では、ボードゲームの種類を表す言葉として可能な限り「リバーシ」という単語を使用しています。
ただし、参考文献で「オセロ」または「Othello」という単語を使用している場合には、その説明に「オセロ」を使用しています。