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4.5 候補手の並び替え

αβ法では、評価値の高い(相手局面では評価値の低い)ノードから探索を行なうと探索ノード数を減らすことができます。
評価値の高いノードの探索を行うと、探索の下限が上昇します。
その結果、探索の上限と下限の幅が狭くなります。
探索の上限と下限の幅が狭い方が枝刈りが多く発生するので、探索ノードが減ることになります。

本節では、探索時に候補手に対して1手読みを行い、その評価値を基に候補手の並び替えを行ないます。
候補手の並び替えを行なうことで評価値の高そうなノードから探索を行なうことができます。

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